薬用植物研究者の講義と実習で学ぶ
アカデミックな薬草の旅

世界自然遺産の島、屋久島。

特異な生態系とすぐれた自然景観を有していることなどの特徴が高く評価され、学術的に大きな価値をもつとして1993年、日本初の世界自然遺産として登録されました。

古くより独自の生態系を形作ってきた屋久島では、世界的に特異な樹齢数千年のヤクスギをはじめ、その九州最高峰の山々と暖かい海からなる環境下で亜熱帯植物から高山植物まで多くの種類の植物を見ることが出来ます。

そんな大自然 屋久島の環境保全と共生社会の持続を目指して、屋久島の里山に誕生した交響農園「屋久島センバスビレッジ」を中心として今回のツアーが開催されます。

講師は、フィールドワークを軸に、生薬・薬用植物全般を対象に教育・研究活動を行っている伊藤美千穂先生。(京都大学大学院薬学研究 科 准教授)WHO や厚生労働省の各種委員、日本学術会議など学外での社会活動にも積極的に取り組んでいる。

ツアーでは、屋久島センバスビレッジで、「生薬の香りとヘルスケア」の講義や、自分で調合する香りのバーム作りの実習も行われます。

プログラム

1.　屋久島の美しい自然見学

西部林道、ヤクスギ自然館　他を予定

2.　ワークショップ(講義)

生薬の香りとヘルスケアの話

3.　ワークショップ(実習)

オリジナル香のバーム作り＆精油抽出(ヤクスギ他)

4.　伊藤 美千穂先生をかこんで　交流会

クルー紹介：伊藤 美千穂(京都大学大学院薬学研究 科 准教授)

生薬学・薬用植物学の研究者、フィールドワークを軸とした薬用植物に関する総合的な研究と、その発展形としての生薬類のにおいの薬理研究、及び植物二次代謝成分の生合成研究等を中心に行っている。広い知見を軽快なトークで伝える京大薬草園の見学会は人気のイベント。

現在、スーパーサイエンスハイスクール指定校（中高一貫・高校）や、京都大学のエグゼクティブリーダーシッププログラム（次世代を担う社会人対象）の講師も務める。屋久島では、2010年からフィールドワークをスタートし、ジンコウジュなど香りの薬用植物の研究を続けている。

※当ツアーは集合場所までの経路を自己手配いただく必要がございます。
※体験にかかる料金はすべて旅行代金に含まれます。
※温泉の入泉料や自動販売機、コインランドリー代、おみやげ代などかかる場合があります。
※不明な点はセンバス教育みらいプロジェクトまでお問い合わせください。

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