地元に感動！”マチナカ”センバスキャンプ

レポート：ぼんちゃん

1日目

岡山でのキャンプは岡山県真庭市にあるクリエイト菅谷キャンプ&リゾートにて開催されました！

遠いながらも無事たどり着いてくれた皆さん！中には2～3時間に1本のバスに揺られてきた人も……。

集合して自己紹介が終わりアイスブレイクの後散策に。大自然の中を散歩しながら旭川の源流や施設内の遊具に上って景色を眺めたりして過ごしました。

そして夕方ごろになり食事の準備です！

今回のメニューは丸鶏の醤油バターライスとチリコンカーン！キャンプ場の方のご協力もあり地元の野菜や鶏肉を使っての料理です。

さぁ3つのグループに分かれて調理スタート！……と意気込んだところで冒頭から問題発生！

嬉しい悲鳴ですが鶏肉が大きすぎてダッチオーブンに入らない…！

(写真：初めて見る生の丸鶏に驚く高校生達)

即席で解体ショーのスタートとなりましたが、丸ごとの鶏肉が部位ごとにばらされていく様子を見て「最初怖いって思ってたけど見たことあるお肉になってきた……」と食い入るように見ていました。途中からは捌くのにも挑戦できました。

一方の「火おこし」チームは

頑張ってマッチやライターを使わず、ファイヤスターター（金属製の火打石みたいな道具）の火花だけで挑戦しよう！と頑張るも、なかなかうまくいかず「どうやって薪をくみ上げたらいい？」「空気の通り道は……」など試行錯誤しながら料理完成まで頑張ってくれました。
無事、全員のがんばりもあり夕飯時にはご馳走にありつけました。

夕食後はみんなで焚火を囲んでマシュマロを焼きながら、来週のこと、来年のこと、3年後のこと、そして10年後の未来について語り合いました。

大人は大人ならではの悩みを話し、今回学年差のあった高校生たちは後輩の1年後の話を聞いて自分の経験から大きく頷き、そして先輩の話には近い将来の自分を想像しながらゆったりとして時間が流れていきました。

2日目

眠い目をこすって外に出てみるととても綺麗な景色が！

こんな素敵な景色を眺めながらもみんなで朝食を食べました。気温は1桁台と寒い朝でしたが、ホカホカのスープであったまりました♪

終わり掛け、今回初めて出会った友人たちにも「またね！頑張ってね！」と声を掛け合うお別れとなりました。たった2日間ですがお互いの胸の内や将来を聞き打ち解けたのを感じた瞬間でした。

参加者の声

「今回はちょっと怖くて何もしないで見ていたけど次は鶏をさばくのも挑戦してみたい！」
「コロナであんまり外で遊べなかったけど、友だちとここに来れてうれしかった」
「地元にこんなおいしいものとか場所があるんだって知れてとっても良かった」など、様々な感想を笑顔で口々にしていました。

まとめ

同じキャンパスに通っていても初めて一緒に活動をする生徒、また年齢や住む場所が違っても同じ場所で同じ時を過ごし協力し、語り合う時間の大切さを改めて実感しました。

知識はもちろん人から聞いたことや動画で学ぶことでも得ることはできますが、自分が「体験」を通じてできるようになったこと、体感した温度や感覚はかけがえのない自身の為のものとなります。重ねて「次」を意識し、今回の「初めて」から発展した体験を提供できるよう今後も活動を広げていきます。