2013.06.28

ヒメヒオオギズイセン

 「ヒメオオギズイセン」.jpg

 

屋久島では7月頃まで咲いている色鮮やかな花です。
明治の中期に渡来した帰化植物で、屋久島へは明治35年頃

入って来たといわれます。
園芸用であったのが今では野生化し、道路脇などで見られる

多年草の植物です。

 

和名の「姫桧扇水仙」は、葉の広がりが平安期の宮人が用いた

桧扇(ヒオウギ)に似ていて、スイセンのような6弁花をつけるところから付いたといわれます。
屋久島の方言では「ゲンコツバナ、トビオバナ」と呼ばれて

います。